平成最後のブログになります。
新しい年号は明日の発表ですね
何故かワクワクします。
先週、福岡県庁に出向いた時に1階ロビーの変化にびっくりいたしました。
今までは重厚な皮製のソファーが置かれてありましたが、
今回はなんと、木製のベンチソファーになっておりました。
座面の部分は杉材、背もたれ、手摺の部分は≪センダン≫材で仕上げてあり、
床の部分は檜材でヘリンボーン柄風に仕上げてありました。
座ってみると、≪冷っとした≫感触もなく 杉材本来の温かさを感じました。
コーナーには別のベンチソファーがしつらえてあり、
こちらの座面は杉材で変わらないですが、背もたれ部分は檜材で8角形にデザインされていて、両方から座れる工夫がされておりました。
材は九州北部豪雨の復興支援の意味もあり、主に朝倉産の表記がありました。
移動式ベンチの背もたれ部分の≪センダン≫は八女市産を使ってとあります。
八女市では成長の早い≪センダン≫の植樹が≪大川家具工業会≫で推奨されいる事もあっての≪八女市≫産の採用かと考えました。
ちなみに、≪センダン≫は成長が早く植樹して15年程度で伐採し、家具材として利用できますので、ナラ、オーク材に代わり主役になっていくのではと考えます。
≪へいせいの木の家≫では、燻煙熱処理した、杉材の床材・カウンター材を使っての
すまいづくりをご提案しておりますが、
今回は燻煙杉で本棚を作ってみました。
床材、カウンター材、本棚と杉の香りと温かみを感じる空間になりました。
≪杉材≫は昔から日本人に愛されててきた建材です。
≪糸島産の杉材≫で燻煙熱処理をした床材≪仮称:ITOSHIMA燻180≫も
5月には出来上がりますので、ご期待下さい。
この写真は杉丸太を製材した荒寸法材の写真です
これから複数の工程(約2か月)を経て出来上がります。