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西区の宝、クロツラヘラサギ

2024年4月2日

      

みなさま、こんにちは!

 

最近、急に春らしい気候となり戸惑いが隠せない泉です。

 

快適に過ごせる温度の幅がとても狭いので(暑がりで寒がり)、温度調節には非常に苦労します。

 

晩酌も今まではお湯割りでちょうど良かったのですが、

ここ最近は暑くてたまらず早くも家では半袖仕様となってしまいました。

 

 

さて、突然ですが最近とても珍しいものを見ました。

 

福岡市西区の『西区の宝』にもある

 

クロツラヘラサギ

 

です。

福岡市西区の今津干潟に渡来する非常に珍しい鳥です。

 

 

福岡市のサイトによると、

 

“トキ科の鳥で絶滅危惧種ⅠB類に指定されています。

全長70センチメートルぐらい、目先とくちばしの付根の皮膚が裸出して黒く、体全体は白です。

くちばしは黒くて先が幅広く、円形のヘラ形になっています。今津干潟に渡来することで有名です。”

 

クロツラヘラサギは渡り鳥で、朝鮮半島西岸部からウラジオストクあたりで生まれ、冬になると日本をはじめ暖かいところで越冬するのだそうです。

 

ちなみに西区の宝として、さいとぴあ様の多目的ホールの緞帳にもクロツラヘラサギが織り込まれています。

※画像小さくてごめんなさい

 

どのぐらい珍しいかというと…

 

現在生息数は約5,000羽と言われており、日本にはたった500羽ぐらいしかやってこないのです。

 

福岡に渡来するクロツラヘラサギはもっと数は少なくなります。

 

その中でも、比較的よく見ることが出来る数少ない場所が『今津干潟』です。

 

クロツラヘラサギは、未だ絶滅危惧種に指定されていますが、

とても環境保全に成功した鳥とも言われています。

 

1990年代は生息数は500羽ぐらいだったのを、環境保全活動によって5,000羽にまで増やすことができたんだそうです。

 

保全活動は現在も引き続き行われていますので、まだまだ生息数は増えていくことでしょう。

 

 

何事も地道な努力が実を結ぶものだなぁと思いました。

 

これから先はもっと気軽に見ることができるかもしれませんね!

 

この鳥を見かけたのは、つい先日なので最後の日本を惜しんでいるところで

今はもう飛んで行ってしまったかもしれません。

また、来年見られるといいのですが。

 

めっちゃ、今津干潟を押しましたが実際にこのクロツラヘラサギを見かけた場所は

室見川河川敷でした。

 

街中でも見られるものですね😊

 

 

 

西区の宝は、他にもいっぱいありますのでぜひ見つけてみてくださいね♪

 

⇒西区の宝

 

 

 

 

 

 

 

 

 

投稿者:

泉 芙美代

泉 芙美代

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