皆様、こんにちは!
福岡県糸島市の注文住宅会社「へいせいの木の家」大工の中野です!
皆さんは家のどの部分に一番こだわりたいですか?
我が家の新築時に1番こだわった部分は『玄関』です。
※このブログでは『玄関』=土足で歩ける土間部分です。
広く明るい玄関にこだわりました。
玄関収納やベンチを設置しても余裕があり,
昼間は玄関サッシの窓がとても明るくしてくれます!
実際に住んでいても、本当に広くしていて良かったと実感しています♪
今回はお家の顔でもある『玄関』の
- 明るい玄関の作り方
- 広い玄関の作り方
- まとめ
についてお話します♪ご参考に最後までご覧ください!
1.明るい玄関の作り方
明るい玄関を作るためにはやはり、外の明かりを取り入れる窓が必要です。玄関収納の上に窓を設けたり、スリット状の細長い窓を設けても良いですね。
外からの目線が気になる場合やお庭の景色を借景としたい場合のには窓を足元に持ってくるのも良いと思います。
シューズクロークや隣に部屋があるなどで窓が付けられない場合は玄関ドアをガラス付きのタイプにすると良いです。
現在は採風までできるタイプの玄関もあるので、玄関の空気の入れ替えも玄関ドアで可能です。
注意したいのは、窓は大きければ大きいほど明るくなりますが、その分夏の暑さや冬の寒さも感じやすくなります。玄関の広さに合った大きさの窓を設計士さんと相談して決めてくださいね。
2.広い玄関の作り方
広い玄関とは、玄関の用途や家族構成でも違ってきますが、一般的に3~5人家族であれば、1.5畳程の広さがあれば玄関を広々と使っていただけます。
スタンダードな玄関は、奥行1.5m×幅2mの中に玄関収納を設置したタイプです。
このタイプであれば傘立てを置いても邪魔にはなりません。
玄関収納ではなく、シューズクロークを別に設けるとより広く玄関をつかえます。
収納を別にとった分、傘立て、ベビーカーなどモノを置くスペースができます。
同じ面積ですが、奥行1m×幅3mのタイプでも、下の写真の様に上がり框が長くなり、靴を脱ぐ場所が広くなる分、広く使いやすいと感じて頂けるとおもいます。
視覚的にも長細い形にすることで広く感じると思います。
しかし、このタイプは土間部分の奥行が狭く、物は置きにくいかもしれません。
また、上がり框をより長く作るやり方としては玄関ホールの形を斜めにするという方法もあります。直線状のものが多いですがや曲線状など形はさまざまです。
上の写真の様に、玄関入り口側を広くすると
遠近法もあってより玄関がより広く感じます。他にも、玄関ホールがなく玄関から直接リビングに入れる土間タイプの玄関にすると、玄関ホールがない分スペースが広くなり、自転車や三輪車、サーフボードなども置いたりできます。
土間については以前のブログでお話しています。是非参考にしてください♪
そして、玄関を吹き抜けにするタイプはとても開放的で上部に窓を取り付けられるので、明るさもさらに明るくなります。
3.最後に
玄関はお家に入って最初に目にする場所です。
出かける時や家に帰ってきた時、玄関が明るくすっきりとしていると毎日良い気分で過ごせますよね。しかし、玄関ばかりにこだわりすぎて他の部屋が狭くなってしまったり、せっかく広い玄関にしても、収納が少なく靴や物が散らかってしまっては残念は玄関になってしまいます。他のお部屋ともバランスをとって、収納も確保しながら毎日が明るく元気になる玄関を作りましょう。