設計の三舩です。
今月のブログテーマ『和室はいる派?いらない派?論争』とのこと
要るか 要らないか と問われると 断然要る派が多いと思います。
絶対必要か 無くてもよいか と問われると意見は割れるのかな・・・
営業の皆さんが書いておられますが予算、スペースの優先順次第になるかと!
一般的に和室は洋室よりコストアップになります(拘れば拘るほどに・・)
では本来和室とは・・・・
日本の伝統的な様式の部屋のこと
和室=畳の部屋というイメージを持つ人も多いですが、
それ以外にも和室を構成する要素には次のようなものがあります。
・床の間
掛け軸や花・置物などを飾るスペース
・長押
柱と柱の間に取り付けた横木
・鴨居/敷居
障子や襖をはめ込むための溝のついた横木。
上部にあるのが鴨居、下部にあるのが敷居
・欄間
長押や鴨居の上に設けられた通風や採光を兼ねた装飾
つくりとしては、壁の外側に柱が見えている真壁(しんかべ)が大きな特徴ですが
最近は柱を見せない洋風の壁(大壁)に畳を敷いて つくるシンプルな和室が主流です
わが家の和室も大壁の和室で床の間+仏間+押入れの組み合わせです。
大壁和室でもこだわればモダンでおしゃれな和室も創れます
で・・『和室はいる派?いらない派?』と問われると・・
私は『絶対に必要派』です・・・・なぜなら色々なメリットがあるからです
和室には、実はさまざまなメリットがあります。
●リラックスできる
気軽にごろんと横になれるのが魅力。また、
イグサには芳香成分があり、香りにはリラックス効果があるといわれています。
・●調湿効果がある
畳には調湿機能があります。湿度が高いときには湿気を吸収し、
空気が乾燥しているときには湿気を放出するので、
夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができます。
畳以外でも和紙や漆喰など、和室に使われることの多い素材は調湿機能を持っています。
●防音効果がある
畳にはクッション性があるため、フローリングよりは足音が響きません。
転倒した場合にも怪我をしにくいので安心です。
●多目的な空間として使える
何といっても多目的に使えるというのが大きなメリット。
小さな子どものいるお宅なら昼寝やオムツ換えの場所としての用途や
走り回ったり転んだりしても安心です。
布団を並べれば何人でも寝られるので、ゲストルームとしても重宝します。
そして最大の理由は1階に和室があれば将来的に寝室として使用できる事ですね
こういった理由からわが家は和室を取り入れました。