今回は少し難しいお話しです。
皆さまは『才(さい)』と段ボール箱に書いてあったら、『えっ何』と?
この『0.2才』は何でしょうか?
先日、DAIKO様から届いた段ボールを見て『書いてある』と、うれしくなりました。
この『才』のお話しは気ままなブログを書いている時に一度お話しをさせていただいておりますが、解りやすくお話しをします。
『才』とは体積の単位でメートル法の前、江戸時代の時の単位と考えると解り易いです。
解りやすく書いてみました。
『才』⇒『1立方尺(りっぽうしゃく)』(303㎜の立方体)⇒0.0278m3
『10才』⇒『石』(こく、ごく)⇒0.278m3
『千石船』の言葉を聞いた事があると思いますが、『千石』⇒278m3も積める大きさの船となるので、船の大きさが想像できます。
ちなみに、江戸時代の石高ランキング(こくだからんきんぐ)No1は前田家の加賀藩になります。よく加賀100万石と言われますが、文久3年の資料では120万石ですので、120万石は333,600m3になり、
30坪の住宅をお米で満たすと240m3になりますので1390棟分?(どれだけすごいかわからなくなりました。)
明治以前の単位が今も使われている事にびっくりしました。